28日から3月1日まで静岡県静岡市と焼津市で予定されていた「2020年3・1ビキニデー」の諸行事が、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のために中止されることが26日、決まりました。
3月1日の久保山愛吉氏墓前祭(焼津市の弘徳院、日本宗教者平和協議会主催)は対象を限定し、地元実行委員会を中心に規模を縮小して開催します。
3・1ビキニデー諸行事の中止は、政府の対策会議で新型コロナウイルスの感染拡大の防止にとって「この1~2週間がきわめて重要な時期」とされたことを受けたものです。
集会などを予定していた原水爆禁止日本協議会(日本原水協)や静岡県実行委員会などがそれぞれ協議して中止を決めました。
日本原水協は、「目前に迫った4月の世界大会―ニューヨークの成功にむけて、『ヒバクシャ国際署名』や日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を迫る自治体意見書運動の推進、さらに5月6日にスタートする被爆75年の国民平和大行進の準備をはじめることを心からよびかけます」としています。
(2020年2月27日付「しんぶん赤旗」より)