新型コロナウイルスの影響が広がるなか、池内さおり衆院比例東京ブロック・東京12区候補と、のの山けん北区議は13日、区内の関係者を訪ねて実態や要望を聞きました。
2日から休校としたある小学校の校長は「自宅で過ごすのが難しい児童を受け入れ、感染防止のため1教室に14~15人となるよう、毎朝実際に登校した人数をふまえて振り分けて自習としている」「休み時間には適度な外遊びも取り入れ、子どもたちのストレスがたまらないよう配慮している」と話しました。
庶民的な価格の飲食店が並ぶ街として有名な赤羽―。
JR赤羽駅近くの居酒屋店主は「4月の赤羽馬鹿(ばか)祭りが最も売り上げの出る時期だが、中止が決まった。売り上げ減少でやめると何軒かの店から聞いている。うちも、今の状況が続けば廃業せざるを得ない」と肩を落としました。
店主によると、近隣の店舗も軒並み苦境にあるといいます。学校給食に納品している米店では急な休校で米の行き場に困惑しており、歓送迎会などの利用が多い飲食店はキャンセル続出で非常に厳しい状況だといいます。
池内、のの山の両氏は、北区議会で可決された中小企業金融対策費などを紹介。「国は消費税を5%に減税し、中小零細企業や業者に無利子・無担保融資をするべきだ。皆さんの声を国政に届けます」と激励しました。
(2020年3月14日付「しんぶん赤旗」より)