国土交通省は24日、羽田空港増便のため、都心を低空飛行させる新ルートについて、2月に旅客機を飛ばして測定した騒音の実測値を発表しました。
19測定地で大型・中型・小型の3種類の機体で測り、約2割が国交省の想定していた値を上回りました。
赤羽一嘉国交相は同日、29日からの新ルート運用開始は予定通り行うと表明しました。
新ルートについて、騒音、急降下による危険から、地域住民が反対し、国際的なパイロット組織や航空業界団体も懸念を表明。
新型コロナウイルスの影響による国内外での航空需要減少で、必要性もなくなっています。
(2020年3月25日付「しんぶん赤旗」より)
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