総がかり行動実行委員会は2日、東京・新宿駅前で改憲発議に反対し、新型コロナウイルスにかかわって政治が国民の命と生活を守ることを求める街頭宣伝を行いました。
「大変な時期だからこそ、声をあげていかなければなりません」と訴えました。
参加者が次つぎと訴えながら、改憲発議に反対する全国緊急署名への協力を呼びかけました。
署名に立ち止まった人たちからも、「マスク2枚でどうしろというのか」「自粛と補償は一体にして」などの声が出されました。
憲法会議事務局長の男性は、国民には自粛を求めながら、補償は何もしない安倍政権を許してはいけないとスピーチ。
一方で、安倍首相は改憲への野望は捨てていないと指摘し「改憲発議反対の署名に、皆さんの怒りを託してください」と語りました。
「戦争をさせない1000人委員会」の男性は、国民の命と生活を重視してこなかった、これまでの政治のあり方が問われていると指摘。
「国民の不安に応える政治をしていない、する気がない安倍政権には退陣してもらいましょう」と述べました。
街頭宣伝は、同実行委が呼びかけた2日から12日の「改憲発議に反対する全国緊急署名全国いっせい行動」の一環です。
(2020年4月3日付「しんぶん赤旗」より)