東京都目黒区長選が19日投開票され、市民と野党が共同した元区議の山本ひろ子氏(43)=無所属新、日本共産党・立憲民主党・社民党・生活者ネット推薦=は2万6908票(得票率35・56%)を獲得し健闘しましたが、惜敗しました。
山本氏は、有権者に謝意を表し「政治行政に対する有権者の怒りと期待をひしひしと感じた」とするコメントを発表しました。
共産党の宮本栄・目黒地区委員長は「共闘で取り組んだ初めての区長選で、お互いに学び合ってつくった意義は大きい」と話しました。
立憲民主党の手塚仁雄衆院議員は記者団に「新型コロナウイルス感染拡大の中で投票率が前回から大きく上がり、手応えを強く感じた」と語りました。
無所属の鴨志田リエ区議は「山本さんの公約は全国でも東京でも先を行く政策だった」、「あたらしい目黒区長をつくる会」の野沢満里子共同代表は「互いにリスペクトしながら取り組んだ選挙。この流れを都知事選や国政選挙でも生かしたい」と話しました。
開票結果は次の通りです。
(当)青木英二(65)無現 30,178票
山本紘子(43)無新 26,908票
田淵正文(61)維新 18,588票
(投票率33・33%)
(2020年4月21日付「しんぶん赤旗」より)