東京都御蔵島村(人口303人=4月1日現在)で島しょ部初の新型コロナウイルス感染者が確認(9日)されたのを受けて、日本共産党村議団(2人)は11日、希望する村民全員にPCR検査を行うことなどを小池百合子都知事宛てに求める要望書を、党都議団を通じて提出しました。
同村では9日、村議会議長の感染が確認されました。
議長と濃厚接触のあった村長と副村長はその後のPCR検査結果で陰性と判明しましたが、引き続き自宅で健康観察を行っています。
要望書では、不安解消の上で感染の有無の把握が極めて重要だと強調。
感染の疑いがある人の自宅待機では、家族内感染の心配もあるとして、
▽本人の意向を尊重しつつ村民全員をPCR検査の対象にする
▽軽症者を受け入れる宿泊療養施設の開設へ、都が人的・財政的支援を行う
▽村の行政・医療機能を維持するため支援を行う
ことを要望しました。
都の担当者は「要請の趣旨は知事に伝え、各局でも共有する」と答えました。
(2020年5月13日付「しんぶん赤旗」より)
↓申し入れ文書はこちら↓
初の感染者がでた、東京都御蔵島村の日本共産党村議団は小池都知事に対し要望書を提出しました。日本共産党都議団が代理で、都の担当者に手渡しました。
本人の意向を尊重しつつ、御蔵島村住民全員をPCR検査の対象にすることや、宿泊療養施設の開設運営への支援等を求めました。#COVID19 #御蔵島 pic.twitter.com/xW3Lcnh9xn
— 日本共産党東京都議会議員団 (@jcptogidan) May 11, 2020