革新都政をつくる会は8日、東京都千代田区で臨時総会を開き、都知事選(18日告示、7月5日投開票)に立候補を表明している元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)=無所属新=を推薦し、都政転換のためにたたかう方針を決めました。
宇都宮氏が駆け付け「首都決戦勝利で都政を変え、日本を変えよう」とあいさつ(詳報)。
参加者が拍手で応え、花束を贈りました。
あいさつした黒岩哲彦代表世話人(自由法曹団東京支部長)は「新型コロナウイルスの危機の中、命と暮らしを守る大事な選挙だ。宇都宮さんは生存権裁判でも一緒に活動するなど新自由主義とのたたかいの先頭に立っている人。知事に押し上げる爆発的な運動を」と語りました。
経過を報告した中山伸事務局長は、市民と野党の共闘を訴えた「呼びかけ人会議」(浜矩子・同志社大学教授ら)の会合(3日)で、野党各党や宇都宮氏の発言で、都政転換の思いが共有されたと強調。「宇都宮氏の政策は、コロナ危機から命と暮らしを守る都民の切実な思いに結び付いている。この政策を全都民に伝え、市民と野党の共闘でたたかおう」と述べ、パンフレット『2020年都知事選挙 私たちの提案』『都民の目で見た小池都政黒書』の普及や、電話・ネット・SNSでの発信と対話を提起しました。
団体・地域の代表が「宇都宮さんを応援できると、会員から喜びと決意の声が上がっている。政策も『誰一人取り残さない』というSDGs(持続可能な開発目標)とぴったり」(新日本婦人の会)などの発言が出されました。
(2020年6月9日付「しんぶん赤旗」より)