オスプレイ反対東京連絡会は8日、横田基地(東京都福生市など5市1町)からの米特殊作戦機CV22オスプレイ部隊の撤退を国に求めるよう要請する請願署名8,034人分を都に提出しました。
請願署名ではオスプレイによる第21特殊作戦中隊が海外で暗殺や拉致、拠点襲撃を行うため、夜間訓練を中心に低空飛行など危険な訓練を行う部隊だと指摘。
同基地配備後、騒音増加や低空・夜間飛行で周辺住民から「自宅マンションに向かって飛んでくる」「夜間サーチライトに照らされた」などの声があがっていることを強調しました。
同基地周辺3キロ圏内には小中学校だけでも30校以上あり、周辺は50万人以上が生活する住宅密集地だとして、東京を事故の危険性が増えているオスプレイの「出撃拠点にさせてはならない」と訴えています。
その上で、同基地からのオスプレイ部隊の撤退とともに、夜間・低空飛行、機関銃装備など危険な飛行・訓練の中止を国に求めるよう要請しています。都政策企画局の担当白は「要請の趣旨は知事と所管局に伝える」と答えました。
(2020年6月9日付「しんぶん赤旗」より)