日本共産党の小池晃書記局長は15日、国会内での記者会見で、れいわ新選組の山本太郎代表が東京都知事選(18日告示、7月5日投票)への立候補を表明したことについて問われ、「日本共産党は日弁連元会長の宇都宮けんじさんを市民と野党の統一候補として全力で支援することを決めている。宇都宮さんの勝利のために揺るがず進んでいく」と表明しました。
小池書記局長は、山本代表が同日の会見で「次期衆院選で野党の統一政策として消費税5%を書面で約束することなどを立候補の条件にする話し合いを野党と行ってきたが、だめだった」と発言したことに言及。
「日本共産党としてはこのような“話し合い”には一切関わっていない」と語りました。
その上で、宇都宮候補を勝利させることですでに一致結束した取り組みが進んでいると強調。
「野党共闘が崩れた」とする一部報道に触れて、「国民民主党も別の候補を応援しているわけではなく、自主投票だ。野党としては宇都宮候補を応援する体制ができあがってきている。市民連合も宇都宮さんを支援するという声明をだしている。市民と野党の統一候補として宇都宮さんを勝利させるために全力を尽くしたい」と表明しました。
(2020年6月16日付「しんぶん赤旗」より)