【都知事選】営業続けられる都政を/宇都宮けんじ氏「廃業は都民の損失」

ライブハウス店主 苦境訴え/知事選 杉並でトーク集会

東京都知事選に立候補表明した宇都宮けんじ氏と市民のトーク集会が14日、杉並区の阿佐ケ谷駅前で開かれました。
主催は市民と野党でつくる「宇都宮けんじさんを都知事に@杉並」。
各分野のスピーチに宇都宮氏が答える形で進められました。

宇都宮けんじ氏

リレートークで市民の激励を受ける宇都宮氏=14日、東京都杉並区(「しんぶん赤旗」提供)

高円寺でライブハウスを営む男性は「コロナの影響で4、5月の売り上げはゼロ。9月に店を閉めないといけない」「ライブハウスはミュージシャンの生活の場であると同時に都民にとっても生活に潤いをもたらす場でもある」と語りました。

宇都宮氏は「廃業は都民にとって大変な損失。営業継続できる都政にしたい」と応じました。

医師の谷川智行氏が、コロナウイルスに対して最前線でがんばる都立・公社病院を民営化ともいえる独立行政法人に移行するのはおかしいと指摘。

宇都宮氏は「独法は中止し、もっと充実させる」と答えました。

東京中央市場労組委員長の中澤誠さんは、卸売市場は営業自粛の対象外のため、都の協力金支給の対象外にされたが売り上げが落ち込んでいると指摘。にもかかわらず市場の家貨を都は減免もしてくれないと告発しました。

日本共産党の原田あきら都議、立憲民主党の吉田はるみ東京第8区総支部長がスピーチしました。

(2020年6月16日付「しんぶん赤旗」より)

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