宇都宮けんじ都知事候補が政策の重点課題を専門家と語りあう「政策トークライブ」第1回が23日、オンライン上で公開されました。
テーマは「東京にカジノって必要なの!?」。ゲストは鳥畑与一静岡大学教授です。
宇都宮氏は「カジノは、私が長年とりくんできた多重債務問題を再燃させ、ギャンブル依存症を拡大し、治安を悪化させ、子どもたちに悪影響をあたえる。誘致は断固中止すべきだ」と強調。
小池百合子候補が「メリット・デメリットを検討する」というだけで態度を明らかにしないことについて「選挙のなかでイエスかノーかをはっきりさせたい」と強調しました。
鳥畑氏は、コロナ感染拡大で世界のカジノ企業が苦境に陥り、日本のカジノへの巨額投資などできなくなっている中で、「日本の政治の悪いところは一度走り始めると途中でやめることができなくなるということ。地方自治体の方から『やめます』といえなくなることです」とのべました。
宇都宮氏は「東京でストップすることがカジノを断念させる最大の政策になります」とのべました。
司会の海渡雄一弁護士は「この選挙は東京にカジノをつくるかどうかの選挙になっています」とのべました。
録画はYouTubeチャンネルで見ることができます。
(2020年6月25日付「しんぶん赤旗」より)