東京都知事選(7月5日投票)で、宇都宮けんじ候補と小池百合子知事の政策の違いが明確になっています。東京保険医協会が都知事選の主要候補に実施した政策アンケートなどを基に「しんぶん赤旗」が検証しました。
アンケートは、コロナ禍で収入が減少している医療機関を守るために、不急の大規模開発を見直し、社会保障費を拡充するかどうかなど、10項目についての賛否を各候補に尋ねています。
宇都宮候補は、コロナ危機の下でPCR検査を徹底し、仕事や住まいを失ったり、営業継続が困難になったりしている人たちへの補償を掲げるとともに、医療体制の整備などに国の支援を求めていくとしています。
その財源として
▽他目的の基金をコロナ対策に使えるようにする
▽1メートル造るだけで1億円もかかる外環道の整備をはじめとする道路政策の見直し
などでの財源策を示しています。
(2020年6月30日付「しんぶん赤旗」より)