日本共産党東京都議団(大山とも子団長、18人)は6月26日、都立特別支援学校の教員3人が新型コロナウイルスに感染した問題で、学校での教育を最大限保障するため、接触者にPCR検査を実施するよう都と都教育委員会に申し入れました。
この問題は21、24、25各日に、都立特別支援学校の教員3人が感染したことが判明したもので、うち2人は同じ学校に勤務していましたが、濃厚接触者ではないとされています。
申し入れでは、同じ学校で複数の感染者があった以上、濃厚接触していなくても校内で感染した可能性を否定できないと指摘。
症状の有無にかかわらず「積極的にPCR検査を行い早期発見と隔離をすることが、感染拡大を防ぐためにも安全安心のためにも求められる」と強調しました。
感染を早期発見、早期対応するため、
▽都立学校で感染者が判明した場合、幅広い接触者に速やかにPCR検査を行う
▽特別支援学校では基本的に教職員と児童・生徒全員に検査する
▽満員電車での通勤を避けるため自動車通勤を認める
▽感染発生後、児童・生徒が通う放課後等デイサービスや実習施設に速やかに情報提供する
ことを求めました。
(2020年7月3日付「しんぶん赤旗」より)
共産党都議団サイト「