畑野君枝・吉良よし子議員が全国知事会と懇談 “少人数学級ぜひ”

日本共産党の畑野君枝衆院議員と吉良よし子参院議員は9日、新型コロナウイルスの感染拡大のもと少人数学級の実現の緊急提言を出した全国知事会と国会内で懇談しました。

畑野君枝衆院議員と吉良よし子参院議員

全国知事会は2日に全国市長会、全国町村会と連名で「新しい時代の学びの環境整備に向けた緊急提言」を発表しました。
子どもたちの学びを保障するには、「少人数学級により児童・生徒間の十分な距離を保つことができるよう教員の確保がぜひとも必要」だと強調。少人数編制を可能とする教員の確保▽ICT(情報通信技術)教育人材の配置充実▽機器の更新費用などへの財政措置の拡充―を求めています。

知事会の担当者は「ソーシャルディスタンスを確保するには、クラスの人数を分けるのが現実的で教育的にもよい。少人数のクラスにしたいということだ」と説明しました。

畑野氏は「知事会からこのように言っていただけるのは大事。国政の場でも実現へ力を尽くしたい」と表明。吉良氏は「コロナ禍の一時的なものではなく継続的な要望ですね」と話しました。知事会の担当者は「再び感染が拡大した場合を考えても今後とも少人数学級を進めていくことが大事だと思う。会の中でも異論はなかった」と答えました。

(2020年7月10日付「しんぶん赤旗」より)

icon-arrow-circle-right全国知事会「新しい時代の学びの環境整備に向けた緊急提言」の要請活動について

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