日本共産党東京都議団(18人)は10日、都知事選の直後の議会となる都議会臨時会(17日開会)で、小池百合子知事に出席を求めて補正予算案(3,132億円)の審議を行うよう提案しました。
都庁内での会見で和泉なおみ幹事長は、都内の新型コロナウイルス新規感染者が10日にはこれまでで最多の243人になったと指摘。
「都知事選で大きな争点となったコロナ対策に知事がどう取り組むのか、都民は関心を持っており、全国からも注目が集まる議会だ」と述べました。
ところが、同日の都議会議会運営委員会で提案された臨時会の日程案には、本会議質問もなく、補正予算案の審議を知事が出席しない各常任委員会で質疑するだけとなっていたため、「これでは知事が一度も答弁に立たないことになる。とうてい都民の理解は得られない」と強調しました。
その上で、共産党都議団が議運委理事会で、知事出席の補正予算審査特別委員会の設置を提案したと表明しました。
議運委に提出された日程案では、20~21日の常任委員会で補正予算案を審議し、27日の最終本会議で議決するとしています。
(2020年7月12日付「しんぶん赤旗」より)
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