東京都の日本共産党北区議団(9人・山崎たい子幹事長)は30日、新型コロナウイルスのPCR検査の抜本的拡充を行うように花川與惣太(よそうた)区長に申し入れました。
区議団は志位和夫委員長が28日に行った政府への緊急申し入れを示し、「感染拡大を防止するためには震源地(エピセンター)を明らかにして徹底的な検査をする必要がある」と強調しました。
その上で、
▽医療介護・福祉・教育施設の職員、出入り者への定期的検査
▽検査センター増設と、希望する区民への無料の検査
▽無症状・軽症の宿泊療養施設の確保
▽北区保健所の体制強化
▽医療機関への財政支援
▽ホームページなどでの情報公開
を提案しました。
また、暮らしと営業を守るための支援、子どもへの感染防止策と学びの保障についても提案しました。
花川区長は「スピード感を持って必要な措置を講ずる」と応じました。
(2020年8月1日付「しんぶん赤旗」より)