東京都の江東区政を考える会や江東市民連合など12団体は25日、新型コロナウイルス感染対策に関する第2次要望書を山﨑孝明江東区長宛に提出しました。
日本共産党の正保みきお、大つきかおり両区議が同席しました。
江東区の7~8月の感染者が335人(22日現在)で、第1波の5月までを大きく上回っていることを指摘。無症状の感染者による感染拡大を防ぐため、医療機関や保健所、介護施設などで働くエッセンシャルワーカーへのPCR検査を急ぎ、定期的に実施することや保健所体制の強化などを求めています。
応対した石川直昭総務部長は「PCR検査の拡充で区ができることには限りがある。予算もそうだ」と述べました。
参加者は「まずエッセンシャルワーカーのPCR検査を『必要な人が必要なだけ受けられる』ようにすべきだ」「予算には基金を使うことも検討したらどうか」と迫りました。
江東市民連合事務局長の岡田光司さんは「検査拡充の必要性は区も認めているので、区民の運動で区の姿勢を変えていきたい」と話しました。
(2020年8月29日付「しんぶん赤旗」より)