総がかり行動実行委員会は1日、東京・JR有楽町駅前で改憲に反対する世論を広げようと取り組んでいる「安倍9条改憲NO!ウィメンズアクション」を行いました。安倍政権のもとで9条改憲を阻止できたことを確信に「市民と野党の共闘で、新しい政治をつくっていこう」とアピールしました。
司会を務めた菱山南帆子さんは、みんなの力で安倍改憲を阻止することができたと強調。その上で、政府・自民党が「敵基地攻撃能力」保有の議論を進めようとしていることは絶対に許されないと述べ、「誰か任せの政治ではなく、市民と野党の共闘で未来に希望が持てる政治をご一緒につくっていきましょう」と語りました。
憲法共同センターの長尾ゆりさんは、安倍政権による憲法を踏みにじる「戦争をする国づくり」や「政治の私物化」を批判し、「憲法の理念がすべて実現され、国民一人ひとりが主人公になる政治をつくるために、声をあげ続けます」と述べました。
日本共産党の山添拓、社民党の福島みずほ両参院議員が参加。
山添議員は、自民党政治そのものを変えていかないといけないと述べ、「安倍政権のもとでの改憲を阻止した共同の力で、憲法を生かす新しい政治をつくりましょう」と呼びかけました。
(2020年9月2日付「しんぶん赤旗」より)