日本共産党東京都委員会は8日、都庁で行った記者会見で15人の衆院候補者を発表し、比例候補の笠井亮、宮本徹(東京20区重複)=以上現=、池内さおり(東京12区重複)=前=、谷川智行(東京4区重複)=新=各氏、小選挙区候補が「安倍政治に決着をつけて、行き詰まった自公政治を終わらせ、新しい政治の実現を」と決意を表明しました。
会見で田辺良彦都委員長は「いつ解散・総選挙になってもおかしくない局面だ」と強調。
自民党総裁選の候補者がいずれも安倍政治の継承を掲げていることに触れ、「自民党には政治の行き詰まりを立て直す意思も力もないことがはっきりした」と批判しました。
東京で比例110万票以上、得票率20%で比例4議席を実現し、小選挙区でも風穴を開ける目標を示すとともに、小選挙区候補の半数が20~30代で、女性が約36%だと紹介。
「市民と野党の共闘」を、野党連合政権を目指す共闘に発展させ、党躍進と共闘の勝利で政権交代を実現したい」と述べました。
笠井氏が「歴代10人の首相と幅広いテーマで論戦してきた。候補者一丸となってたたかい、命と暮らし、憲法を守る新しい政治を実現したい」と発言したのをはじめ、各候補が決意を述べました。
(2020年9月9日付「しんぶん赤旗」より)