日本共産党は東京・JR新宿駅西口で28日、女性・性被害者を蔑視する自民党の杉田水脈衆院議員の謝罪と議員辞職を求める緊急の街頭宣伝を行いました。
党ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子副委員長・参院議員は、性暴力被害の被害者をおとしめ、声をあげても仕方ないと思わせるような発言は許されないと述べ、「発言の撤回と謝罪、議員辞職を求めます。自民党が杉田氏を比例で公認してきた責任は極めて重大です」と強調。「総選挙で、性暴力を許さない、ジェンダー平等を実現する政権をつくろうではありませんか」と呼びかけました。
同委員会副責任者の山添拓参院議員は「自民党そのものの政治責任が問われている。こういう政治を許してはいけないという声を、一人ひとりが発信していこう」と訴えました。
足を止めて聞いていた50代の女性は「ずっと弱い立場にあった女性の思いを代弁してくれている」と語りました。
党女性後援会から佐久間千絵(新日本婦人の会東京都本部会長)、長尾ゆり(全労連前女性部長)の両氏も訴えました。
(2020年9月29日付「しんぶん赤旗」より)