東京都利島(としま)村議選(定数6、11日投開票)は6日告示されます。日本共産党利島支部は「村民の声を村政に届けてきた笹岡寿一候補(79)=現=の10期目の当選を必ず」と奮闘しています。
村が打ち出した家庭ごみの処理方式の変更に対して、住民の不安の声が広がっていました。笹岡氏と党利島支部は村の一方的な計画に抗議し、「不法投棄が心配」「生ごみ処理施設で虫の大量発生や悪臭が不安」など村民の声を村に届け、村は7月、計画延期を発表しました。
笹岡氏は、前回トップ当選で8年ぶりに議席を回復後、高校3年生までの医療費無料化、島外医療機関受診時の旅費助成を1回5000円(年4回)から1回7000円(年6回)に拡充させました。
笹岡氏を含め現職4人、新人3人が立候補を予定。「笹岡さんは大丈夫」という口コミも。「夫婦2人とも笹岡さんに入れるつもりでいたが、新人候補からどうしてもと頼まれ、1票入れることにした」など票の奪い合いになっています。
笹岡氏と党支部は、笹岡氏の政策と実績を知らせる支部ニュース「あしたば」を配布。自公政治を終わらせる共産党の提案を示して、支持拡大に取り組んでいます。
(2020年10月2日付「しんぶん赤旗」より)