東京都江東区の戦争法の廃止を求める砂町の会は4日、発足5周年・学習の集いを開き、大江京子弁護士(改憲問題法律家6団体連絡会事務局長)が講演しました。
集いでは「日本学術会議への人事介入に抗議し、その撤回を求めます」「戦争法廃止、立憲主義の回復、憲法に基づく未来を」とアピールを採択しました。
大江弁護士は、安倍政治の軍事大国化・日米同盟強化と、新自由主義の政策を詳しく検証。これを継承する菅政権が、憲法と法律に違反し、日本学術会議の任命拒否を行い、本質を明らかにしたと批判。市民と野党の共闘で憲法に基づく政治への転換、立憲主義、民主主義の回復を呼びかけました。
砂町の会は発足以来の運動で「戦争法の廃止」「9条改憲反対」などの署名が3214人分寄せられ、学習を力に草の根の運動で改憲を阻止したことを確認。改憲反対、日本学術会議への人事介入の撤回などに取り組むことにしています。
(2020年10月7日付「しんぶん赤旗」より)