日本共産党の笠井亮衆院議員・東京比例候補は12日、三鷹市のJR三鷹駅南口で栗原健治、柴野明日香両市議とともに演説し、「衆院選で共産党を伸ばし、野党連合政権をつくろう」と訴えました。
笠井氏は、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を、菅義偉首相が拒否した問題に、多くの学会や世界からも「学問の自由の侵害」との批判が広がっていると紹介。菅政権が新型コロナウイルス対策でも国民に自己責任を押し付けていることも挙げ、「安倍前政権以上に強権的で、この国の未来を託すことはできない。野党が力を合わせ政権交代を」と語りました。
笠井氏は「コロナ禍の後にどんな社会をつくるかが問われている」と述べ、▽命、暮らし、ケアに手厚い社会▽人間らしく働けるルールの確立▽少人数学級の推進▽ジェンダー平等社会▽核兵器禁止条約への参加ーなど共産党の七つの提案を列挙。「米国・財界言いなり」という日本のゆがみの根本をただす共産党への支援を呼びかけました。
(2020年10月13日付「しんぶん赤旗」より)