作家の北原みのりさん 本気の決意、行動で示して
衆院東京12区・比例予定候補の池内さおりさん 暴力定義の法つくりたい
次の総選挙で日本共産党の東京での比例4議席獲得と池内さおり東京12区・比例予定候補の勝利をと、17日夜、東京都北区で、池内予定候補と作家の北原みのりさんがジェンダー問題をテーマに対談しました。東京JCP Women’s Supportersと池内事務所の共催。
フェミニストコメディアンの、あきおさんの軽快な話で開幕。自民党議員の「女性はいくらでもうそをつける」発言や北原さんらが呼びかけたフラワーデモ、医学部入試差別、コロナ禍でのジェンダー課題、日本軍「慰安婦」問題など、1時間にわたって語り合いました。
この中で、10歳で市川房枝さんにあこがれたという北原さんは、若い女性の「女性が何かを諦めることで回る社会はおかしい」との言葉を紹介。「一番悔しい人は声を上げるのが大変。『その怒りや悔しさは正しい。あなたを信じる』という人や社会がないと声を上げられない」「With YouあってのMe Tooだ」と話しました。
男尊女卑に苦しんだ母親との幼い日々が原点だと語った池内予定候補は「女性差別の結果としての暴力を定義する法律が必要。ここに挑む仕事をしたい」と強調。「政権を取って閣法(内閣提出法案)として国会に提案したいですね」と話すと大きな拍手が起こりました。
最後に、北原さんは「(同問題に取り組む)共産党の決意は本気だとわかる。それを行動で示せるかも問われてくる」と期待を述べ、市民として世論を広げるとともに、党と池内予定候補を応援していきたいと話しました。
看護師の大島野江子さん、角田由紀子、太田伊早子両弁護士、ライターのツルシカズヒコ、小川たまか両氏が党と池内予定候補への期待を語り、坂井和歌子衆院東京比例予定候補があいさつしました。
(2020年10月19日付「しんぶん赤旗」より)