首都圏反原発連合(反原連)は23日、首相官邸前抗議を行いました。
菅政権は、東京電力福島第1原発事故で発生しているトリチウムを含む汚染水を海洋放出する方針ですが、漁民をはじめ国民からの批判を受け、当初狙っていた今月中の決定を見送りました。
官邸前には、「放射能汚染水 海に出さないで」「ふるさと返せ」などのプラカードを持った参加者が駆けつけ、「海洋放出このままやめろ」「漁民や住民の声を聞け」と訴えました。
東日本大震災で被災した女川原発(宮城県)について、宮城県議会が再稼働に同意する意思を示したことに対しても「女川原発再稼働反対」と声をあげました。
(2020年10月24日付「しんぶん赤旗」より)