東京都議会自民党が昨年12月に都内で開いた政治資金パーティーで、IR(カジノを中核とする統合型リゾート)汚職で逮捕・起訴された秋元司衆院議員(同党を離党)から、逮捕2日後に60万円を受け取っていたことが、17日公表された都選挙管理委員会の2019年分政治資金収支報告書で分かりました。
都議会自民党は昨年12月23日、新宿区内のホテルで「都議会自民党躍進のつどい」を開き、総額6246万円を集めていました。
この中で秋元氏の後援会が同月27日、パーティー券60万円を支出しました。秋元氏はその2日前の25日、東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕されていました。
本紙は秋元氏の事務所に、パーティー券購入の経緯について文書で質問しましたが、17日夕までに回答はありませんでした。
(2020年11月18日付「しんぶん赤旗」より)