日本共産党の山添拓参院議員、谷川智行・坂井和歌子両衆院東京比例候補、伊藤大気衆院東京14区候補、大山とも子都議、原努・墨田区議は13日、新型コロナウイルス対策で積極的なPCR検査体制、感染者の追跡を行うトレーサー体制づくりを進めている墨田区保健所を訪ね、西塚至所長と懇談しました。
西塚所長は、墨田区内でも直近1週間で陽性者数が30人を超え、前週から急増しているとして、感染第3波への懸念を表明。区が医師会の協力を得てPCRセンターを設け、検査能力も4月の1日20件程度から8月下旬には150件まで増強し、学校や介護施設などの職員、利用者が速やかに検査を受けられるようにしたと紹介しました。
「保健所機能の縮小で、都内の保健所では検査ができないところが多いと聞くが、墨田区ではデング熱などのPCR検査に継続的に取り組み、検査技師もいたので、コロナにも対応きた」と語りました。
山添氏が、広く検査を行うことの重要性を尋ねたのに対し、西塚所長は「企業では部署が違ったり、感染者と普段の接触がなかったりする人からも発見されるなど、広めにやらないといけないことも見えてきている」と答えました。
区保健所の体制についても、感染症係を10人から59人に増やしたと説明しました。
(2020年11月20日付「しんぶん赤旗」より)