自民・吉原都議 最多1146万円
東京都選挙管理委員会が公表した2019年分政治資金収支報告書で、自民党、公明党の都議らが代表を務める政党支部が多額の企業・団体献金を集めていたことが明らかになりました。
最も多額だったのは自民党の吉原修都議(町田市)で、建設・不動産業界、墓地販売会社などから総額1146万円を集め、同党の高島直樹都議(足立区)も、区内の廃棄物処理会社などから1038万円を集めました。
都議会自民党幹事長の山崎一輝都議(江東区)は、豊洲市場の青果棟建設工事を請け負った新日本工業から18万円、TSUCHIYAから7万円余、築地市場水産仲卸売場棟の解体工事を受注した有明興業から21万円余を受けていました。
台東区の服部征夫区長、江東区の山崎孝明区長、東村山市の渡部尚市長も自民党支部を受け皿に企業・団体献金を受け取っていました。
公明党の中山信行都議が代表を務める足立総支部は、足立区の廃棄物処理会社、建設会社、卸売市場業界団体から295万円を集めていました。
(2020年12月5日付「しんぶん赤旗」より)