戦争いや 声大きく/太平洋戦争開戦79年「赤紙」配り訴え

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「戦争をくりかえしてはいけない」とアピールし、「赤紙」を配布する参加者たち=8日、東京都千代田区(写真提供:しんぶん赤旗)

太平洋戦争開戦から79年の8日、日本母親大会連絡会は「武器はいらない 核もいらない12・8平和を守る母親全国連鎖行動」を全国各地で行いました。

東京では、日本母親大会連絡会と東京母親大会連絡会が有楽町マリオン前と御茶ノ水駅前で宣伝。戦時中の召集令状(赤紙)を模したビラを配布し、日本政府に核兵器禁止条約の参加を求める署名と改憲発議に反対する全国緊急署名を呼びかけました。

東京母親大会連絡会の木原秀子委員長は、「大切な家族が赤紙1枚で戦争に連れていかれる時代は二度とごめんです。憲法を守って、平和への取り組みを進めるために力を尽くしていきましょう」と訴えました。

日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長は、政府が検討している敵基地攻撃能力は憲法9条にも違反していると指摘し、「戦争は絶対にいやという声を大きくしていきましょう」と呼びかけました。

署名に応じた東京都江東区の女性(71)は、「母の兄は特攻隊となり、戦死しました。自衛隊も海外に派兵されており、戦争にならないか不安です」と語りました。

(2020年12月9日付「しんぶん赤旗」より)

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