都議選22候補(1次分)を発表/支え合う温かい都政へ転換を

女性比率73%

記者会見する田辺良彦党東京都委員長(前列中央)と、都議会議員選挙候補の22氏=22日、都庁(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党東京都委員会は22日、来年夏に行われる都議選(総定数127)の第1次分予定候補者として、22選挙区の22氏を発表しました。内訳は現職16人、元職1人、新人5人。女性16人、男性6人で、女性の比率は73%です。

田辺良彦都委員長は都庁で行った記者会見で「新型コロナウイルス感染症から都民の暮らし、営業、雇用を守る。市民と野党の共闘を発展させ、自公と補完勢力を少数に追い込みたい」と語りました。

田辺氏は、小池百合子知事が「コロナ感染から命を守る」と言いながら具体策がなく、PCR検査も1日1万件程度にとどまっていると指摘。都立病院や保健所の体制を弱めた歴代自公都政の矛盾が噴出しているにもかかわらず、「都立・公社病院の地方独立行政法人化で都の責任を後退させ、カジノ検討や外環道建設の一方で、暮らし・福祉は自己責任という新自由主義的な自民党型都政を進めている」と批判しました。

その上で「都議選は都政とともに、国政の動向にも影響を与える」と強調。都民運動と力を合わせて都政を前に進める共産党の議席増と、市民と野党の共闘の勝利で「支え合う温かい都政への転換を目指す」と表明しました。(候補者一覧

(2020年12月23日付「しんぶん赤旗」より)

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