感染対策抜本強化を/党都委員会が都に署名提出

東京都に署名を提出する谷川氏(左から4人目)ら=22日、都庁(写真提供:しんぶん赤旗)

新型コロナウイルス感染症が急拡大するなか、日本共産党東京都委員会は22日、都庁で、「検査・保護・追跡」の抜本強化などを小池百合子知事に求める2599人の署名を緊急提出しました。

党都委員会はこれまでにPCR検査拡充などを求める3万超の署名を提出していますが、10日から新署名を開始。感染急増地での「面の検査」や病院・施設などでの「社会的検査」の実施、病院・診療所や介護・福祉施設への減収補てんなど4項目を求めています。

谷川智行、坂井和歌子両衆院東京比例候補、都議や都議候補、地方議員らから署名を受け取った、福祉保健局次長は「確かに承った」とのべ、都の対策について説明しました。

参加者は「(感染者の)入浴介助をしたヘルパーが濃厚接触者にならず、検査されなかった。あまりに検査対象が狭い。積極的に広く検査してほしい」と声を上げました。

署名提出後の交流では「高齢化率6割の都営住宅では多くが外出自粛している。その中で署名を集めるのは大変だが、非常に関心が高い。いろんな方法で進めたい」との意見が出されました。

(2020年12月23日付「しんぶん赤旗」より)

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