年末年始に各地で取り組まれた相談・支援活動。派遣切りや雇い止めで仕事や住まいを失った現役世代の労働者、アルバイトが減り食事の回数を減らしているという若者、家族で困窮している外国籍の方々が目立ちました。
「自分がこんな所に来るなんて…」と悔しさを語ってくださる方、小さなお子さんを連れたお母さんの姿もあり、胸が詰まります。
生活が困窮しても「まだ大丈夫」「生活保護だけは使いたくない」「ホントに困ったらお願いします」という方がとても多く、自己責任論、生活保護バッシングの罪深さを感じずにはいられません。
一方、各地の相談会には、優しさと連帯があふれています。若いボランティアの姿も目立ちます。自己責任押し付けと分断の政治を乗り越え、新しい社会をつくる力が、国民の中で確実に育っていることに希望を感じています。
今年は総選挙と都議選の年。新たな歴史をつくる年にしなければと決意を新たにしています。
「政治は変えられる」「ともに力を合わせよう」と呼びかけ、市民と野党の連帯の力で、誰もが希望をもてる政治と社会を実現するために全力をあげます。
(2021年1月20日付「しんぶん赤旗」より)