日本共産党の山添拓参院議員、福手ゆう子都議予定候補、ほその真理衆院東京2区予定候補は、東京都文京区内で30日、「3密」を避けた街頭宣伝を行いました。
山添氏は、コロナ感染者を受け入れて夜勤が月11回ある看護師の「今いる仲間がやめなくてすむ対策を」という声、収入が7割減った仲卸業者の「1回40万円の支援金しかない。ばかにしているのか」という声を紹介。「国は病院への減収補てん、全額国費による検査拡充、事業者の規模に応じた十分な補償を行うべきだ」と強調しました。
その上で菅自公政権が第3次補正予算で「GoTo」事業に1兆円を積み増し、与党幹部は銀座で深夜飲み歩きながら国民には罰則と制裁を持ち込もうとしていると批判。「迷走と逆行を続ける菅政権に代わる野党連合政権を総選挙でつくろう。共産党躍進で政治を変えよう」と訴えました。
前回都議選で215票差で惜敗した福手氏は「病院勤務の経験から患者を救うには医療とともに政治、社会を変える必要があると痛感した」と述べ、7月4日投票の都議選で必ず勝利したいと訴え。
ほその氏は、もともと午後8時まで営業の飲食店経営者の、補償ゼロという悲痛な声を紹介し、現場の声を届けるため総選挙で野党統一予定候補として奮闘したいと力説しました。
(2021年1月31日付「しんぶん赤旗」より)