メーデー実行委が確認
第92回中央メーデー実行委員会は10日、5月1日のメーデーについて、新型コロナ感染防止対策を徹底したうえで、各組織代表の参加による代々木公園イベント広場での開催と、オンラインによる参加の並行開催とすることを決めました。
パレードについては1コースとすることも含めて検討し、来月の実行委員会で決めることになりました。東京都内で開いた実行委員会で確認されました。
実行委員会であいさつした砂山太一代表委員は、女性蔑視発言をした東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と辞職すら求めない政府・与党を批判。「国際社会から批判を浴びているが、決定打をうつのは私たちの運動だ。その大きな役割を持つ92回メーデーを成功させよう」と呼びかけました。
渡辺正道常任実行委員がメーデーに取り組む基本について提案。このなかで、コロナ禍でのメーデーとして、「雇用を守り生活改善につながる賃上げ・底上げをめざすメーデー」「国民のいのちとくらしを守り、持続可能な社会の実現をめざすメーデー」とすることや、「改憲策動、菅強権政治NO!市民と野党共闘による新しい政治への転換をめざすメーデー」として取り組んでいく考えを示しました。
(「しんぶん赤旗」2021年2月12日付より)