都議1期目から一貫して、虐待などで家に帰れない女の子への支援を求めてきました。
夜の新宿は、そうした女の子が100メートル歩くだけで、男からがんがん声をかけられます。苦しい状況の子どもたちに声をかけるのは、安全なおとなよりも、子どもたちを搾取しようと近づくおとなが圧倒的に多いのです。
私が2016年、都議会で初めてこの問題を取り上げた時、都の担当部署は”女性の支援はやっているが、若い女性への支援といわれても困る”という認識でした。しかし、関係者のみなさんや私たちも求め続け、昨年には知事が私の一般質問に「困難を抱える若年女性の支援は重要」と答弁。21年度、若年女性支援の都事業が始まることになりました。大事な一歩です。
新型コロナウイルス問題を通して、自民党型政治には国民の暮らしの困難に寄り添うどころか、理解しようとする姿勢さえないことが、明らかになり、怒りとともに、国民に向き合う政治を望む声が広がっています。多くの人と力を合わせ、都議選と総選挙を、新しい社会をつくる選挙にしたい。そのために私自身、3期目の当選に全力で頑張ります!
よねくら・はるな
党都委員。都議2期。中央大学卒。
(「しんぶん赤旗」2021年3月10日付より)