市民運動から立ち上がり、都政へ送っていただき3年半。都民の声と結んで論戦する日本共産党都議団の役割を実感しています。
「認可保育園をつくってほしい」というママパパたちの声と、躍進した党都議団の力が結びつき、2020年度までの11年間で保育予算は約11倍に伸び、認可保育園も約2倍に増えました。
コロナ禍で、過密した学校で子どもたちが過ごす状況に不安の声が上がり、少人数学級を求める大きな世論になって、政治を一歩前に動かしました。私も保護者や先生たちの声を議会に届け、少人数学級の実現を求めています。都が早期に踏み出すことが必要です。
新型コロナウイルスの感染拡大の中、都民の声は切実さを増しています。「手持ちが3000円しかない」という女性や、親が亡くなり「仕事がないのに都営住宅を出なければならない」という男性。こんなに都民が苦しんでいるのに、都は福祉の予算を削り続け、都営住宅の新規建設にも背を向けています。
不要不急の大型開発や大型道路の建設などを今こそ見直し、命と暮らしを最優先に支える都政を実現するため全力を尽くします。
さいとう・まりこ
都議1期。慶応義塾大学卒。
(「しんぶん赤旗」2021年3月16日付より)