東京都議会の各常任委員会で15日、日本共産党の都議が条例(改正)案の趣旨説明を行いました。
高齢者の補聴器購入費助成条例 厚生委員会で白石たみお都議
厚生委員会で白石たみお都議は、高齢者の補聴器購入費助成条例案について「高齢者の2人に1人は難聴と推計されている。難聴は生活の質の低下につながり、認知症のリスクを高める」と強調しました。
青少協条例改正案 総務委員会で米倉春奈都議
総務委員会で米倉春奈都議は、都青少年問題協議会に若者の参加枠を保障する青少協条例改正案について、「青少年の委員が入ることは、当事者の意見・実態を踏まえた調査審議に不可欠だ」と主張。子どもの権利条約でも意見表明権が保障されていることを指摘しました。
住宅基本条例改正案 都市整備委員会でそねはじめ都議
都市整備委員会で、そねはじめ都議は都民の居住の権利を明記する住宅基本条例改正案について、「国連SDGs(持続可能な開発目標)でも住み続けられる街づくりを掲げている」と力説。都民の深刻な住宅難の解決へ、居住の安定に配慮が必要な人や、同性パートナーに都営住宅入居の門戸を開き、都営住宅の新規建設を再開するよう求めました。
(「しんぶん赤旗」2021年3月17日付より)