「都政の闇を暴き、暮らしに光を!」―。4年前に掲げたスローガンです。
豊洲市場計画の環境アセス条例違反、森喜朗元首相が絡んだ日本体育協会(当時)本部の移転に事実上税金を使った問題を追及。外環道問題では酸欠空気の噴出や騒音・振動など異常事象を指摘し続けてきました。昨年からは都市計画審議会委員も務め、すっかり”ハード専門”のようです。
小池都政はコロナ禍で都民生活が大変な時に、東京五輪開催に固執し、お台場など臨海部に「22世紀型未来都市」建設を打ち出し、無駄な大型道路建設も進める自民党型政治を続けています。新型コロナウイルスの危機とともに、政治の危機も深刻です。
一方、年間予算15兆円を超える東京都の財政力を使えば、都民が希望を持てる都政が実現できます。コロナ対策に力を入れるとともに、”3密”状態な上、人手不足の保育・介護・教育・障害者施設や医療現場、保健所を、ゆとりある施設や働き方に変えることができます。
「コロナの危機から希望の政治へ!」―。この都議選に向けたスローガンです。
はらだ・あきら
都議1期。東京学芸大学卒。
(2021年3月24日付「しんぶん赤旗」より)