東京都日野市長・市議補選が4月1日告示、18日投開票で行われます。日本共産党は市長選で「クリーンなまち日野をつくる会」の、あるが精一氏(62)=無所属新=を応援し、市議補選(被選挙数3)には、わたなべ三枝氏(62)=新=を擁立します。
同市では、元副市長の河内久男被告(79)ら3人が土地区画整理事業で虚偽の事業計画を作り、市の助成金をだまし取った容疑で逮捕・起訴されました。
また、補助金の異常な増額などで大問題となった市立保育園の民営化を河内被告が主導していたことも判明。増額予算を付けた大坪冬彦市長の関与、責任が問われる事態となっています。市長・市議補選は、不正究明と清潔・公正な市政の確立が最大の争点です。
あるが氏は無所属市議を2期務め、元副市長の不正追及の先頭に立つとともに、市民と野党の共闘の発展に尽力。ごみ搬入路住民訴訟に携わる弁護士や市民らに推され、立候補を決意しました。
わたなべ氏は、働きながら短期大学を卒業し、障害者施設で保育士として35年間勤務してきました。腐敗究明と、新型コロナ対策、子育て・福祉の拡充を訴えています。
(2021年3月31日付「しんぶん赤旗」より)