「都議選駆ける」「生きる権利」を信条に/北多摩1区(定数3)尾崎あや子さん(62)現(東村山市・東大和市・武蔵村山市)

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「暮らし最優先の都政に」と語る尾崎あや子予定候補(写真提供:しんぶん赤旗)

都議会閉会後の3月末、エレベーターがない都営住宅の最上階5階に住む80代女性を訪問しました。その女性は「3階の人は転倒し大けが。いつ自分がと思うと怖くて」と話します。

石原都知事以降21年間、都営住宅を増やさなかった都政を変えるためにがんばることを伝えると、女性は「『桜を見る会』も放ったらかし。国民目線の政治に」と対話が弾みます。

活動地域の一つ東村山市は、お産ができる病院がゼロ。同市の多摩北部医療センターに産科と新生児集中治療室(NICU)設置をとの要望を女性から聞き、その声を都議会で紹介しました。

その人は妊娠29週で急変、多摩地域から文京区へ救急搬送。赤ちゃんは3カ月NICUへ。23区とくらべて少ないNICU。尾崎さんは多摩格差解消を小池知事に迫りました。

本会議質問と文書質問で1番の尾崎さん。中小企業運動に長年携わり消費税増税、貸し渋りに苦しむ姿をじかに見てきました。コロナ禍では一律でなく事業の規模に応じての補償を求めました。「生きる権利 あなたらしく」を信条に命と暮らし最優先の都政へ奮闘しています。

北多摩1区は共産・都民ファ・公明の現職、自民元職・立憲民主が立候補の予定で、定数3に有力5氏が争う大激戦の様相です。

千葉商科大学卒。東京商工団体連合会常任理事など歴任。都議2期。

(2021年4月7日付「しんぶん赤旗」より)

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