「一人ひとりの才能が花開く、自由な社会をめざして自分なりにたたかおうというのが政治家としての原点です」―。
1982年に入党して以来、学費値上げ反対や平和運動など多くの運動に参加。東日本大震災では何度も現地に赴き、支援してきました。
昨年の荒川区議補選に続く挑戦です。補選では、立憲民主党や社民党との共闘が広がりました。「この力を都議選でさらに発展させたい」と話します。
同区では、住宅街の幅2、3メートルほどの細い路地を20メートル幅に拡張する「都市計画道路」と、西日暮里駅前の廃校になった中学校跡地など区有地を使ってつくるタワーマンションの大規模再開発が推し進められています。
長年、「計画道路」反対運動に取り組んでいる高橋重徳さん(79)と妻の和子さん(75)は「ここに住んでいる人は親の代からの人ばかりで、誰も(土地を)売りたくない。ぜひ反対の立場から頑張ってもらいたい」と期待を寄せます。
鈴木予定候補は語ります。
「くらし、福祉を無視する都政を、苦しんでいる住民、都民に向き合う都政に変えていきたい」
定数2に鈴木予定候補のほか、都民ファ・公明の現職、自民元職、無所属新の4氏が立候補の動きを見せています。
(2021年4月16日付「しんぶん赤旗」より)