都議選立候補をツイッターで報告すると2017年総選挙で野党共闘のため衆院東京1区からの立候補を取りやめた時の閲覧数を大きく上回りました。
「政治が役割を果たすべきときに果たせていないことに対し、多くの人がモヤモヤした思いを持っている。いち早く共産党が名乗りを上げたことが注目されたのではないか」
大企業・中央官庁が林立する千代田区。「ここで党の勢いを示すことは、全国に影響を与える意義を感じます」と意気込みます。
宣伝中、かつては見向きもされなかったのが、最近は宣伝前に声をかけられるなど変化しています。
自民党員だった祖父はマリアナ海戦で自艦が撃沈されながら生還。生前、「戦争だけはとんでもない」と聞かされました。阪神・淡路大震災後に共産党が政党として初めて個人補償を求めたことにも感激し、入党します。
09年総選挙で東京1区から国政初挑戦。安保法制強行後、市民と野党の合同宣伝やシンポジウム、野党間の意見交換などで精力的に活動。都議選は現状、他党の動きはありませんが、「積み重ねた共同の財産を生かし、復活した自民党型都政を都民のために切り替えるため頑張ります」。
(2021年4月17日付「しんぶん赤旗」より)