東京都日野市長選が18日投開票され、市内の弁護士や党派を超えた国会議員、日本共産党などが応援した元市議の有賀精一氏=無所属新=は3万188票(得票率48.64%)を獲得し、現職の大坪冬彦氏=自民、公明、都民ファーストの会など推薦=に1685票差まで迫りましたが、惜敗しました。
元副市長が市助成金をめぐる詐欺容疑で逮捕・起訴され、違法な兼職や1日6万円のヤミ手当支給も行われるなど汚職・腐敗の究明が大争点となりました。
有賀氏は、不正・汚職の全容解明、腐敗一掃を公約。PCR検査拡大や低所得者・若者・事業者への支援、公共事業の見直しなどを訴えました。
選挙結果は次の通りです。
当 | 大坪 冬彦 | 63 | 無現 | 31873 |
有賀 精一 | 62 | 無新 | 30188 |
(投票率41.55%)
東京都日野市議補選(被選挙数3、立候補4)では、新人が1万6098票(得票率26.16%)を獲得し、2位で当選。清水とし子氏の都議補選立候補に伴い失った議席を回復しました。
当 | 渡部 三枝 | 62 | 新 | 16098 ② |
▽共5(4)自3(2)公5(5)立1(1)維1(1)生活者ネット1(1)無8(7)欠0(3)、議席占有率20.83%(16.67%)
(投票率41.54%)
(2021年4月20日付「しんぶん赤旗」より)