日本共産党は21日、オンライン演説会を開きます。都議選・総選挙での党の躍進に向け、「共産党の訴えの基本点を知ってもらえる絶好の機会」と位置づけ、都内各地で視聴を呼びかける宣伝に取り組んでいます。
PCR検査 前に/新宿区 大山とも子都議
「みなさんの一票一票で政治は変えられます」—。大山とも子都議は新宿区のスーパー「オリンピック」前で買い物客や住民に向け訴えました。
大山都議は、高齢者や障害者の施設にウイルスを入れない守りの検査と、新宿区のようにコロナがまん延している地域では、いつでも何度でも検査を無料で受けられることが重要と訴えました。
当初、党都議団の予算組み替え案は、自民、公明、都民ファの反対で否決されましたが、4月に入り、提案していた方向で進みました。「市民の世論と運動、日本共産党がカを合わせてPCR検査を前に進めている。さらに学校の教職員や保育士が検査できるように進めていきましょう」
そのうえで、東京都1年間の予算15兆円の使い方についても言及。「不要不急の予算を削れば、PCR検査の拡充や事業の補償、医療機関への補助など都民のくらしを守るためにいろいろなことができます」と話し、「共産党の都議が増えれば都政が前に進みます。今度の都議選でも押し上げてください」と訴えました。
五輪より感染対策/町田市 池川友一都議
池川友一都議は強風の中、町田市のスーパー前地域住民に向け訴
えました。
池川都議は、難聴と補聴器への支援を都議会で追求してきたと報告。共産党都議団は補聴器助成制度の条例を都議会に提案しました。しかし、自民、公明、都民ファの反対で不成立に。
15の自治体で助成制度が始まっていることをのべ「町田市でも、補聴器購入費の支援制度を実現しましょう。聞こえのバリアフリー東京を町田から大きく広げていこう」と訴えました。
さらに、コロナ禍でのオリンピック開催にふれ、今夏の開催は中止し、コロナ対策にすべての力を集中すべきだと一貫して求めてきたと訴えました。
「都政と市民の懸け橋として、市民の声を届け続けてきました。まだまだまだ、やらなければならない課題が
たくさんある。市民の声を前に進めていく仕事に全力を尽くしていきます」と力強く訴えると、聴衆から「がんばれ」と声援がとぴました。
(2021年4月20日付「しんぶん赤旗」より)