18日投開票の東京都日野市長選で、「クリーンなまち日野をつくる会」の有賀精一氏(62)=無所属新、日本共産党などが応援=は、自民党・公明党・都民ファーストの会などが推した現職の大坪冬彦氏(63)に1685票差まで迫り大健闘しましたが、惜敗しました。
選挙結果が確定した19日未明、有賀氏は事務所で、市内の弁護士や党派を超えた議員らの支援に謝意を表明。元副市長の汚職・不正の解明を続けると述べました。今年は都議選と衆院選、来年は市議選が行われるとして、「現職のごまかしを許さず、日野からの次の一歩となる運動をつくっていきたい」と表明しました。
同会の山口俊樹代表は「多くの市民から声を掛けられた選挙だった。1685票差は残念」として、市政をチェックする運動を続けると語りました。党派を超えた議員有志もあいさつしました。
共産党の清水とし子都議候補は「市政を変える有賀さんの決断に、市民の熱い思いが党派の垣根を超えて寄せられた。掲げた公約実現の運動を続けたい」と話しました。
(2021年4月20日付「しんぶん赤旗」より)