日本共産党東京都議団(大山とも子団長、18人)は30日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令に伴う学校の対応と、文化芸術分野への支援について、小池百合子知事、藤田裕司都教育長宛てに申し入れました。
学校については、子どもたちが昨年春以来、学校行事や部活動、友達との交流、スポーツ、遊びなどが制限され、「学びと成長の機会を奪われている」と強調。子供たちの安全確保を図りつつ、子どもの権利を保障する都の責任が求められているとしました。
その上で、▽中止・制限事項は決定を押し付けず子どもの意見を聞く▽学校や幼稚園でのスクリーニング検査実施▽東京五輪の学校観戦中止▽部活動は一律中止としない▽修学旅行などのキャンセル料への財政支援ーを求めました。
文化芸術分野については、無観客開催や休業が要請されているのに、公演団体や個人には協力金などの支給がないことを指摘。補償や協力金の支給を求めました。
(2021年5月1日付「しんぶん赤旗」より)