日本共産党東京ナースファンクラブ、医療労働者後援会は8日、都議選と総選挙の勝利に向け、東京都文京区で藤田りょうこ都議、福手ゆう子都議候補、坂井和歌子衆院東京比例候補と宣伝しました。
東京民医連後援会の棚橋はるかさんは「小池都政は検査能力があるのに検査件数を増やさない。自分は公約を守らないのに都民には自粛を求め続けている」と批判。病院後援会の渡辺暢子さんは「都立・公社病院は東京のコロナ病床の約4割を担い、都民の命のとりでとなっている。独立行政法人化は中止すべきだ」と語りました。
医療労働者後援会の細見学さんは、PCR検査を抜本的に拡充してコロナ収束を目指す都政へ、医療現場で働いた経験を持つ福手さんに託したい」と訴えました。
坂井氏は「感染を拡大させた菅自公政権の責任は重大。コロナ対策の最前線で頑張る医師200人、看護師500人を動員する東京五輪は中止し、コロナ収束に全力を挙げるべきだ」と語りました。
藤田氏は「71カ所あった保健所を31カ所に、16カ所あった都立病院を8カ所に減らしてきた自民、公明、都民ファーストの政治を変えるため、都議会で引き続き頑張る」と表明しました。
福手氏は「PCR検査を拡充し、モニタリング、変異株検査を抜本的に増やす。都立駒込病院はがん・感染症・救急医療を担っているのに、独法化するのは許せない 」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2021年5月12日付より)