「コロナ対策に集中させるためにも五輪は中止を」―。午前7時15分から東京都板橋区の成増駅前で、とくとめ道信都議や吉田豊明区議、党支部のメンバーが通勤・通学中の人に呼びかけました。
とくとめ氏は、都内 でも変異株が拡大し医療がひっ迫する中で、五輪開催を強行する小池知事、自民・公明・都民ファを批判。「中止を決断し、あらゆる知恵と力をコロナ対策に集中することが国民の命と健康に責任を持つ政治の責任」と述べました。
とくとめ氏は「都内のコロナ病床の約4 割を占める都立・公社病院を限りなく民営化に近づけ、もうけ優先の病院に変えようとする『独立行政法人化』は板橋でも大問題」と強調。12年前に独法化された健康長寿医療センター(板橋区)はベッド数が100床以上削減、差額べッド入室時に10万徴収されるなど患担負担増になったと述べました。
コロナや地域医療でがんばる公社病院・豊島病院(板橋区)の独法化に賛成の自民・公明・都民ファに厳しい審判をと訴えました。
(「しんぶん赤旗」2021年5月15日付より)