藤田都議再選で命守る政治を/大田区で小池書記局長が応援

コロナ検査追及300回

訴える小池氏(中央)と(右へ)藤田、谷川両氏と香西氏(左端)=16日、東京都大田区(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の小池晃書記局長は16日、東京都大田区で街頭演説し、「東京都議選で藤田りょうこ都議の再選と日本共産党躍進で、新型コロナから都民の命と暮らしを守る政治を実現しよう」と呼びかけました。演説はインターネットで中継されました。

小池氏は、緊急事態宣言拡大をめぐり政府の方針が専門家の意見で急きょ変更になるなど「対応が後手後手、行き当たりばったり、中途半端だ」と批判。「最大の問題は東京五輪にしがみついていることだ」と述べ、多くの看護師や医師を動員する五輪とコロナ対策は両立しないとして「きっぱり中止の決断を」と訴えました。

東京都政について小池氏は、検査数が全く足りず、病院つぶしを進めるなど「やっていることは菅政権と同じだ」と指摘。それに対し、藤田氏がこの1年にコロナ検査について都議会で300回以上発言し、都政を動かしてきたと紹介。感染者の多い地域での集中検査や医療機関・福祉施設での検査拡充を藤田氏が都議会で求めた翌日に、都が「戦略的検査に取り組む」方針を発表したことなどをあげ、「藤田氏がコロナ対策をリードしてきた」と語りました。

大田区の公社荏原(えばら)病院をはじめ都立・公社病院の独法化を食い止めるためにも、都心を低空飛行する羽田新ルートや、区民の税金をつぎこむ新空港線(蒲蒲線)を止め、暮らしや福祉に予算を使わせるためにも「藤田さん再選と党躍進を」と訴え。女性議員比率72%の党都議団の論戦で、虐待や困窮で居場所がない若い女性を支援する事業を開始させたことも紹介し、「党躍進でジェンダー平等、個人の尊厳を大切にする東京へ」と力を込めました。

藤田氏は、五輪にふりむける人も予算もコロナ対策に全力集中することを求め、「看護師資格をもつ唯一の都議として、コロナから都民の命と暮らしを守るために都議会に駆け上がる決意です」と訴えました。

衆院東京比例・4区の谷川智行予定候補、3区の香西かつ介予定候補が決意表明しました。

(「しんぶん赤旗」2021年5月17日付より)

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