東京都議選(6月25日告示、7月4日投開票)勝利へ向け、日本共産党の山添拓参院議員は22日、東京都調布市、狛江市で田中とも子都議候補と街頭演説し、「定数3の北多摩3区で自民党、公明党、都民ファーストの会に審判を下し、田中さんを都政に押し上げてほしい」と訴えました。
山添氏は、菅政権も小池都政もコロナ封じ込めの戦略がなく、ワクチン接種も大きく遅れていること、自公が病床削減法を強行したことを告発。「感染拡大の中で、五輪だけ『安全安心』というのは幻想だ。五輪中止の決断を」と訴えました。調布市の外環道建設現場の地表陥没に触れ、「巨額をつぎ込む外環道をやめ、暮らしを守る田中さんの勝利を」と呼びかけました。
田中氏は「ワクチン接種の予約電話をかけてもつながらず、あきらめた」「持続化給付金が1回だけで苦しい」など切実な声を聞いてきたと紹介。「五輪を中止しコロナ対策に全力を挙げるべきだ。PCR検査を拡大し、調布・狛江地域で保健所の復活を」と述べました。
調布市で訴えを聞いた男性(82)は「コロナ対策で政府は後手後手だ。国民のことを考えない政権を代えてほしい」と話しました。
(2021年5月25日付「しんぶん赤旗」より)